前房

"前房は、眼球の一部で角膜と水晶体で囲まれている部分です。カメラの絞り機能のように目の中に入る光の量を調節する虹彩を境にして、全面が全房、後面は後房と呼ばれ、内部は透明な房水と言う液体で満たされている状態です。
 
毛様体で作られる房水は動向を通過し、隅角にある排水溝を通ってシュレム管に流れ込むか、隅角から毛様体方向に流れますが、房水が通る隅角が生まれつき狭い浅前房状態だと、閉塞隅角緑内障発作などの病状を引き起こす可能性があるので要注意です。
 
閉塞隅角緑内障発作を発症する確率はごくわずかとは言え、一旦発作が起きたら深刻な病状なので時間に関わらず救急センターに連絡し一刻も早く専門医に診て貰う必要があります。
 
"

層間角膜炎(DLK)

"層間角膜炎(DLK)とは、レーシックやイントラレーシックの術後に起きる症状で、フラップ(目の角膜)とその下にある角膜実質層との間に浸潤物が入り込み炎症をおこす症状のことです。
 
層間角膜炎(DLK)は初めて行う手術、再手術、成長した角膜上皮の除去など、あらゆる手術に対して起こり得る症状で、痛みや視界不良、光に敏感になるなどが術後、1日から6日以内に現れてきます。
 
ごく稀に数か月後や数年後にその症状が出てくるときは、
早急に処置をしないと、後になって悪化することがあります。
 
層間角膜炎(DLK)の処置には点眼薬や内服薬でほとんどの場合は完治しますが、悪化した場合には手術が必要となるので、レーシック手術後には必ず定期検診を受けることが大切になります。

 

総合医療証明書

"保険会社の医療保険に加入している人が、レーシックをはじめとした手術を受けた場合、所定の手続きを取ることで、保険金を受け取ることができます。
 
保険会社から保険金を受け取る際に必要となる書類の1つが、総合医療証明書という書類です。どのような医療行為を受けたのか、総合医療証明書によって明らかにするのです。診断書とも呼ばれています。
 
診断書などを医療機関で作成してもらうための費用については、原則として自己負担となっています。ただし、保険会社によっては、診断書の作成費用についても保険金として支払うこともあります。
 
医療機関では、総合医療証明書を無料で作成してくれるところもありますが、一般的には所定の費用が必要です。"

ソフトサンティア

"ソフトサンティアは、人工涙液で、涙液不足に伴うドライアイで目の渇きやゴロゴロした異物感などの症状を改善する目薬です。
 
また、ソフトサンティアは、コンタクトレンズを使用している方にも問題なく使えます。
 
装着したまま点眼することができ、コンタクトレンズ装用時の不快感、目の疲れ、渇きなどの症状を改善します。
 
そして、ソフトサンティアの特徴として、防腐剤を使用してないことがあります。
 
このため、ドライアイやコンタクトを使用している方でも、症状を感じた時にでも安心して使えます。
 
そのため、防腐剤不使用なので開封したら制限されている日数内で使い切るように勧められています。
 
使い切れなかった場合には、残りがあっても廃棄するように注意しましょう。"