ニデックス社

"ニデックス社はレーシック手術で使用されるエキシマレーザーと呼ばれる機器を製造している日本の医療機器メーカーです。
 
この会社は1971年に愛知県で設立され、眼科医向けの手術装置をはじめ、眼鏡店向けの検眼機器や測定機器、眼鏡のレンズやレンズの加工機など、人間の視覚に関わる数多くの専門機器を製造してきました。
 
ニデックス社が製造するエキシマレーザー『EC-5000』シリーズは、日本人のきめ細かな要望が反映された設計が特徴となっており、手術後の高次収差の増加を抑える『マルチポイントアブレーション』や、手術時の切除面精度を向上させる『スーパーフレックススキャン』といった独自の機能を搭載することにより、従来のエキシマレーザーと比較して正確かつ安全に手術を行うことが可能となっています。"

日本眼科学会

"日本眼科学会は明治30年に設立され、昭和3年に財団法人としての許可を受けました。
 
平成25年には公益財団法人として移行し、今に至ります。
 
主な活動としては学術集会の開催や学術論文や雑誌の刊行、眼に対する疾患の研究や調査を行っています。
 
他にも専門医の教育にも力をいれており、専門医講習会を開いたり専門医通信教育の教材を発行したりしています。
 
日本眼科学会では一般の人たちにも眼の病気や専門医のことについて詳しく知ることができるように、HPで様々な情報を公開しています。
 
そこでは眼の病気についての一覧が載っており、簡単に気になる症状を探すことができます。
 
また全国の眼科専門医を検索することができ、自分の住まいの近くの専門医を探すのにとても便利になっています。"

ノーブレードレーシック

 

ノーブレードレーシックは名前の通り、治療に刃物を使用しないレーシックのことを言います。イントラレーシックともいい、こちらの言い方のほうが一般的になっています。
 
一般のレーシックではマイクロケラトームという電動カンナのようなもので角膜表面を切り、フラップを作成します。それに対してノーブレードレーシックではレーザーを用いてコンピューター管理でフラップを精密に作成します。
 
従来の方法よりも一段と安全で正確にフラップを作成することが出来ます。また従来の方法で見られていた、フラップのふちの部分のでこぼこがまったく見られないのも長所になります。
 
従来よりもフラップを薄く作ることが可能なため、削れる角膜部分が増えることとなり、より強い近視の人にもレーシックが可能となりました。

ノンコンタクトトノメーター

ノンコンタクトトノメーターとは、眼圧を測定する際に用いられる、眼科医療用の検査機器のひとつです。
 
眼圧とは、眼球の中にある房水という液体による圧力のことです。これが高すぎると、目の内部にある視神経や血管が圧迫されることにより損傷を受ける場合があります。
 
視神経が損傷すると、回復することはなく、視野が狭くなったり、最悪の場合は失明に至ります。
 
ノンコンタクトトノメーターは、目に空気を発射してその空気圧により眼圧を測定します。この測定器を用いる方法の他に、眼圧の測定には直接機械を目にあて測定するアプラネージョントノメーターが用いられる場合もあります。ただし、その場合は目に麻酔を点眼する等、負担が大きいため、ノンコンタクトトノメーターでの測定が主流となっています。