イントラ角膜リング

"イントラ角膜リングは、角膜が部分的に薄くなってしまう進行性の病気、円錐角膜の疑いでレーシック手術が受けられない方に適している術式です。
 
直径5ミリから7ミリ程度の半円からなる弓状のリングを角膜の内部に挿入することで角膜の形状を整え、近視や乱視の治療を行います。
 
従来の手術ではドクターが直接角膜の切開を行いリングの挿入を行っていましたが、最新手術のイントラ角膜リングの術式では最先端レーザーが用いられるので正確性が増し、安全性も極めて高くなっています。
 
進行性円錐角膜の患者さん、通常のレーシック手術を行うことで円錐角膜を発症する可能性が指摘されている患者さん、普段メガネやコンタクトでも視力の矯正が難しい患者さんに最適です。
 
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イントラレーシック

"イントラレーシックはレーシック手術の1つです。違いはレーシックでは金属でできた医療器具(マイクロケラトーム)を使って手術を行いますが、イントラレーシックはコンピューター制御されたレーザー(イントラレーザー)を使って手術を行い、これによりメリットがいくつかあります。
 
手術時間はレーシックよりも短く、副作用の心配もほとんどない安全性の高い手術です。またレーシックよりも角膜の厚さを2/3ほど薄く削ることができるために、レーシックでは角膜が薄すぎて手術ができない人でも対応が可能です。
 
その他にも近視が強すぎる人や眼に病気がある人などはレーシック手術ができない場合がありますが、このような人でもイントラレーシックであれば対応可能です。"

イントラレース社認定施設

"イントラレース社認定施設とは、日本国内では神奈川クリニック眼科や品川近視クリニックなどが該当しますが、イントラレース社によってFSレーザーの使用が認められている医療機関のことです。
 
日本で初めてイントラレース社の認定を受けた神奈川クリニック眼科は、アメリカ連邦規格209Dに基づく移植手術などの高度外科医療も行える程徹底的に衛生が管理されたクリーンルームがあります。
 
神奈川クリニック眼科ではすべての手術がクリーンルームで行われている為、開院以来一人も感染者を出していない程清潔な環境が整っています。
同じくイントラレース社認定施設の品川近視クリニックも、アメリカイントラレース社から2年連続で表彰されている優秀クリニックです。"

インフォームドコンセント

"医療の現場において、医療従事者(医師、薬剤師等)が患者に治療方法(手術、投薬等)を説明し、患者との間で治療方法について合意を形成する概念のことをインフォームドコンセントと呼びます。
 
当概念において、重要なことは医療従事者側が治療のリスクも含め十分に説明することであり、同時に患者側はその説明に対して十分理解するまで説明を求めることが必要です。その上で得られた合意とは、必ずしも患者側が治療方針を受け入れた場合に限らず、患者側が治療方法を拒否した場合でも、医療従事者との間で合意形成されていれば、インフォームドコンセントが成されたと見なせます。
 
患者側が医療従事者側に、治療方法について全面的に委ねてしまうケースがしばしば見受けられますが、患者側の理解が欠如した合意の場合、インフォームドコンセントの目的は十分達成されていないと考えられます。
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ウェーブスキャン

"ウェーブスキャンは最新のレーシック手術として各方面から注目を集めているウェーブフロントレーシック手術で使われる高精度の検査機器です。
 
従来のレーシック手術では、一人一人異なる角膜のちょっとしたひずみの差が無視されていました。その点ウェーブスキャンを使ってわずかな角膜のひずみもしっかりデータを取れるウェーブフロントレーシック手術の場合、網膜に角膜を通過した光が正確に焦点を集めることができますので、術後高確率でクリアな視界を得ることができます。
 
ハログレア現象など、レーシック手術に伴いがちな合併症が引き起こされる確率も極めて低く、一般的なレーシック手術では不可能とされる不正乱視の矯正もウェーブスキャンを使用することによって可能になりました。
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ウェーブフロントアナライザー

"ウェーブフロントアナライザーは、いわゆるオーダーメイドのレーシック手術と言われるウェーブフロントレーシックで使われる最先端の高度検査機器です。
 
ウェーブフロントアナライザーを使用したレーシック手術は一般的な術式よりも10万円から15万円程度高額になり、精密な角膜のデータを取る為に検査だけでも1時間近くかかります。
 
また、角膜検査の3週間から1か月前後はコンタクトレンズを装着できない、など制限も少なくありませんが、ウェーブフロントアナライザーを使って精密な角膜のデータを取ることで一人一人の角膜の状態に合わせたきわめて質の高い手術が実現できます。
 
職業的に高度な視力が要求される方の間でも人気が高く、不正乱視の手術も可能です。"

ウェーブフロントレーシック

"ウェーブフロントレーシックはレーシック手術の1つで、いわゆるオーダーメイド方式の視力矯正手術です。
 
人間の角膜は一人一人形のひずみが異なりますが、従来のレーシック手術を進化させたウェーブフロントレーシックではその人だけが持つ角膜に合わせて念入りにデータを取って手術を行う為安全性、正確性の向上が期待できます。
 
今まで難しかった不正乱視の患者さんも、ウェーブフロントレーシックなら手術可能になり、非常に注目を集めている術式です。この手術ではウェーブスキャン、ウェーブフロントアナライザーなどと呼ばれる精密な検査機器が使われますが、詳細なデータが取れます。高い視力が要求される職業の方にも人気を集めているそうです。"

ウォッシュボードエフェクト

"ウォッシュボードエフェクトはレーシック手術の合併症の1つで、レーシック手術中フラップを作る時に切除面が洗濯板のように波状形になってしまう症状を指します。
 
ウォッシュボードエフェクトはマイクロケラトームでフラップを作成する従来のレーシック手術で引き起こされる可能性があり、ハログレア現象の原因になります。
 
レーザーでフラップを作るイントラレーシックなら切断面もきれいに仕上がりますし、均一に作成することができますからウォッシュボードエフェクトのような合併症の心配はありません。
 
一人一人の角膜に合わせて詳細なデータを取って手術を行うカスタムエピレーシックも、こういったフラップ弊害が起こりにくい術式です。
 
洗濯板のことを英語でウォッシュボードと言う為、このような病名がつけられています。
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エキシマレーザー

"エキシマレーザーはレーシック手術などの視力矯正手術で使われることが多いマシンで、アルゴンやクリプトン、キセノンなど混合ガスを使ってレーザー光を発生させるマシンです。
 
エキシマレーザーから放たれる特殊光線は波長が短いことが特徴です。従って角膜を部分的に正確に除去するような手術で活躍しますし、レーザーと言っても熱を発したり衝撃波を伴うものではありませんから、熱に強くない角膜組織に悪い影響を及ぼす心配もありません。
 
手術中は麻酔が使われますが、手術自体強烈な痛みを伴うことはほとんどありませんし、術後の回復もスピーディーです。
発がん性に関しても問題ありませんし、アメリカに続き、日本でも2000年から現在の厚生労働省に認可を受けています。"

エピケラトーム

"エピケラトームは数種類あるレーシック手術の1つ、エピレーシックでフラップを作成する為に使われる高度な医療機器です。
 
一般的なレーシック手術で作られるフラップよりもエピケラトームで作成されるフラップは薄く、角膜の表面部分だけで作られる為、およそ0.05ミリしか厚みがありません。
 
ほとんど角膜上皮層だけのフラップと言う特殊な性質から、通常のレーシックで作られるフラップと区別する為にも上皮フラップと呼び分けられています。
 
ちなみに、普通のフラップの厚みは標準で大体0.15ミリ、最先端マシンで生成した場合でも0.09ミリ程度が限界と言われます。
 
極薄フラップの作成を可能にしたエピケラトームのおかげで、強度の近視患者さんや角膜が薄い方でもレーシック手術を受けられるようになりました。"